木村カエラといしいしんじ

　妹と共同購入したので、カエラちゃんのベストを最近やっとipodに入れて、ガンガン聞いています。
　カエラちゃん唄うまいわー、っていうのと。
　「memories（パコと魔法の絵本の主題歌）」いい唄ねえー。
　映画もちゃんと観てはいないのですが、ちらっと原作になっている舞台「MIDSUMMER　CAROL　ガマ王子VSザリガニ魔人」の方をTVで観たことがあるので、何となくの内容は把握しているつもり。
　ホントに物語にぴったりな歌詞なのね。なんかね、歌ってると泣いちゃいそうになる。


　いしいしんじさんの本は、古本屋さんで手に入れて、まだ2冊目を読んでいるところですが……。
　なんだろうなあ、このモヤモヤする読後感。
　悪くないのさ。うん。このひと、すごく華麗なウソツキなんだよねえ。
　なんだけどさ、そのウソにだまされるのが、ものすごく……くやしい。
　だもんで「キライじゃないわよ？…か、カンチガイしないでよ、好きだなんてひっとことも言ってないんだからねっ！」などと、妙にツンデレた感想を述べてしまう次第なのです。
　これ、男性作家さんだというところにも由来しているような気がするの。
　同じタイプの「ウソ」を女性作家さんに書かれるなら、むしろ心地いいだろうなあ、って思うのです。

　オトコのウソに騙されるのはくやしい。
　女の嘘に騙されるのは心地良い。

　なんでかなあ。