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演劇と、ダンスと、子どもの遊びと、手芸と、読み物と書き物が好きです。好きなものいろいろをつれづれなるままに。
2024年05月03日 (Fri)
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2013年01月05日 (Sat)
もう一冊読みきってしまいました。
宮部みゆきさんの『英雄の書 下巻』。
いやね、上巻は一応読み終わっていてですね。下巻にも手をつけていたんだけど、結構と重苦しい展開に息が詰まって『三匹~』に逃げていたというのが実際のところ。
去年からだましだまし進めていたのですが、やっと終わったよ。

何ていうか、私が今まで読んできたところの正統ファンタジーの基本は押さえていると思うんだけど、展開の様式はやっぱりミステリー寄りだったかなあ、という感じでした。
私にとってのファンタジーの基礎基本はミヒャエル=エンデの『はてしない物語』なのですが、宮部さんの英雄観もそう離れていないところにあったと思うし、「ファンタジーと現実を行き来する人が両方の世界を健やかにする」という(『はてしない物語』文中にこんな感じの文章があるのです。うろ覚えだけど←引用すんなら調べてからにしろ)根っこも共通部分があるなあって。

ただね、何ていうか……伏線引いて引っ張って小出しにヒント散りばめて最後回答編がある、みたいな流れがね、ミステリーぽかったな。
読後感悪ぅいんですが「ああ、後味悪くなるように作ってるんだな」っていうのもミステリーの人っぽい。
抽象的な言い方になるけども「失ったけど希望が無い訳じゃない」終わり方が、人が死んでしまうっつう取り返しのつかないところからスタートするミステリーっぽいんだろうな。
たぶんねえ、ファンタジーって「取り戻したけど油断できない」って終わり方が古くからは多い気がするんだよね。

とまあ、そんなわけでフィギュア語りはどこへやら。
明日も多分読むけど、もう書きません。あと借りたので残ってるの『別冊図書館戦争Ⅱ』だから。
この本、私ひたすら登場人物が好きなだけだから。もう何回借りたことやら。
では皆様おやすみなさい!
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