演劇と、ダンスと、子どもの遊びと、手芸と、読み物と書き物が好きです。好きなものいろいろをつれづれなるままに。
どう分類していいかわからないので、カテゴリは置いておく。
帰りのバスの中でうっかり泣きそうになった……というか、泣いたけど。号泣は免れたが。
簡潔に表現するのが難しいんだけど、この本ね、水俣病についてのノンフィクション文学なんですが、ちゃんと「文学」であるためなのか、患者さんたちの楽しい時間や、おかしかったりする瞬間もきちんと描かれているんです。
そういう描写をずっと追っていて「そうだよなあ、こういう側面だってあるよねえ」ってある意味気分が緩んでいたんですよ。なのに、というか何というか…直後に病気の原因である水銀を流している会社への激しい「打ち壊し」の描写があって、直前の穏やかな描写とのギャップに「ああ、これが悲劇ってことなんだ」と思ったらなんだかぶわーっと。
昨夜、少女電信交換手たちのテレビドラマとか観てしまったせいもあるんだろうけど。
いろんな意味でしんどくはなるんだけど、どうもそのしんどさを、今わたしは受け容れられる態勢にあるみたいだ。ので、逃さずに吸収したいなあ、と思う。
ぐるぐるいろいろ考えたのですが「逃さずに吸収しよう」という私になれるまでにはいろーんな人のお世話になったなあ、とかも思い出したりして。
まとまらないなあ。
帰りのバスの中でうっかり泣きそうになった……というか、泣いたけど。号泣は免れたが。
簡潔に表現するのが難しいんだけど、この本ね、水俣病についてのノンフィクション文学なんですが、ちゃんと「文学」であるためなのか、患者さんたちの楽しい時間や、おかしかったりする瞬間もきちんと描かれているんです。
そういう描写をずっと追っていて「そうだよなあ、こういう側面だってあるよねえ」ってある意味気分が緩んでいたんですよ。なのに、というか何というか…直後に病気の原因である水銀を流している会社への激しい「打ち壊し」の描写があって、直前の穏やかな描写とのギャップに「ああ、これが悲劇ってことなんだ」と思ったらなんだかぶわーっと。
昨夜、少女電信交換手たちのテレビドラマとか観てしまったせいもあるんだろうけど。
いろんな意味でしんどくはなるんだけど、どうもそのしんどさを、今わたしは受け容れられる態勢にあるみたいだ。ので、逃さずに吸収したいなあ、と思う。
ぐるぐるいろいろ考えたのですが「逃さずに吸収しよう」という私になれるまでにはいろーんな人のお世話になったなあ、とかも思い出したりして。
まとまらないなあ。
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無題
えらくなんかないですよ。
もちろん、逃げていた時期はあったのです。
戦争モノについては半ばトラウマみたいになっているので、純粋に怖かったりするし。
交換手のドラマに出ていた女優さんたち、市原さんとかベテラン勢は勿論ですが、少女期をやっていた人たちってすごいなあ、って思ってみてました。
この年になっていくらか「強姦されるより生きているほうがマシだ」と言われる論理も頭ではわかる気がするけれど、やっぱり思春期に慰安婦の人たちの体験なんかは考えるだけで辛くて触れるのを避けてきたから。
きっと、人それぞれ向き合えるようになるタイミングってものがあって、ただ、それに気付ける自分に育ててもらっただけなんだと思います。
もちろん、逃げていた時期はあったのです。
戦争モノについては半ばトラウマみたいになっているので、純粋に怖かったりするし。
交換手のドラマに出ていた女優さんたち、市原さんとかベテラン勢は勿論ですが、少女期をやっていた人たちってすごいなあ、って思ってみてました。
この年になっていくらか「強姦されるより生きているほうがマシだ」と言われる論理も頭ではわかる気がするけれど、やっぱり思春期に慰安婦の人たちの体験なんかは考えるだけで辛くて触れるのを避けてきたから。
きっと、人それぞれ向き合えるようになるタイミングってものがあって、ただ、それに気付ける自分に育ててもらっただけなんだと思います。